Pauperの環境に影響を与えているカードの紹介を目的で、
種別ごとに分類して5~10位までのランキングを付けてみた

187生物

生物の中でもComes into Playな能力を持った生物をカテゴリー分け
コントロールデッキはこれらを墓地回収やBlink等で使いまわして
アドバンテージを得る手段としていることが多い


1位:Mulldrifter
カードを2枚引ける2/2飛行の生物
3マナで空民の助言として使ってもOK
Pauperでは青が入っている大半のデッキで投入されている

2位:Warren Pilferers & Gravedigger
墓地回収2種
Warren Pilferersは基本サイズの大きさと、
ゴブリン回収した際(墓地の同カードを回収する場合が多い)に付く速攻が魅力
ただし、Mulldrifterと被る5マナになるので4マナのGravediggerが選択されることも

3位:Trinket Mage
Pauperで1マナアーティファクトをベースとしたシルバーバレット戦略を組めるカード
…とは言え持ってくる方もコモンなので銀の弾丸というよりは、
便利な小道具を持ってこれるイメージではある
これらで持ってきたアーティファクトを回収できるLeonin Squireとの相性が良い
出来ることは大雑把に書き出すと下記の通り

・アーティファクト土地を持ってきてマナベースを整える
・BonesplitterやLeonin Scimitarで生物のサイズをアップ
・Relic of Progenitusで墓地対策
・Executioner’s CapsuleやPyrite Spellbombで除去
・AEther Spellbombでバウンス
・Sunbeam Spellbombでライフゲイン
・その他タッパーやティム化等々

4位:Ravenous Rats
優秀なブロッカー兼手札破壊
単体の効果としては地味だがそれゆえの堅実な強さがある

5位:Chittering Rats
4位のRavenous Ratsと並んで黒コンの手札破壊を担う
Ravenous Ratsと違い相手の手札が無駄カードの方が効果が高い
これを嫌って手札に無駄カードを残さないようにすると
Ravenous Ratsが刺さるようになるジレンマを抱える

6位:Aven Riftwatcher
ゲインライフ兼ブロッカーとして使われる場合が多い
Blink等で使いまわすと赤単が死ぬ

7位:Man-o’-War
元祖187クリーチャー
生物デッキ同士では素晴らしいテンポアドバンテージを得ることが可能だが、
非生物デッキ相手だと手札に居座ることも
Ravenous Rats等の187生物を再利用できるような構成にすると無駄にならない

8位:Phyrexian Rager
3マナ2/2+1ドロー
1点失うものの堅実なアドバンテージ稼ぎっぷりが頼りになる

9位:Sanctum Gargoyle
アーティファクト回収付生物。汎用性は低いものの、
自身がアーティファクトなので2体いればGravediggerのように循環する
2/3飛行という単体のポテンシャルは他より一歩抜きん出ている
環境に2/2生物が多いのでそれらを封殺できるのも嬉しい

10位:Faceless Butcher
強力な単体除去を内臓した生物
除去された場合は場に帰ってしまうもののアドバンテージは失わない
2/3という基本サイズが優秀

小型生物

圧倒的に緑が優秀で次点はShadowを多数有する黒
アンコモンに強力カードが多い白はPauperでは生物の質は緑に劣る
赤はデメリットつきが多いがサイズは大きめ


1位:Wild Mongrel
間違いなくPauper最強生物
2マナ以下でこの生物を後腐れなく除去できるのはTerminateのみ
Edict系除去ですら対応してBasking Rootwallaで交わされる場合がある

2位:Muscle Sliver & Sinew Sliver
スリヴァーデッキのキーカードである2種類の筋肉スリヴァー
累積していくとあっという間に対処不能のサイズになる
単体では熊なので数が出るまでに除去されると脆い

3位:Mogg Fanatic
どの環境でもファンタスティックな1マナ生物
1点クロック、タフネス1排除、ダメージ当てつつチャンプブロック
決して無駄にならないのが良い

4位:Order of Leitbur & Order of the Ebon Hand
フォールンエンパイアの白と黒のパンプ騎士
プロテクションが効く相手にはものすごく刺さることも
Piracy Charmや火力に弱い

5位:Wild Nacatl
基本土地が多いPauperでは安定して2/2のサイズを得られる
ステロイドがこのカードのためだけに、
基本土地サーチからPlainsを1枚挿していることも

6位:Werebear
序盤はマナ生物、スレッショルドすれば2マナ4/4
スレッショルドできないデッキでは弱い
Pauperは墓地対策が割と多いのでついでに対処されるのが難点

圏外

River Boa & Mire Boa
決して弱いことは書いていない2マナ生物だが、
Piracy Charmや各種黒除去やIncinerateと天敵が多々存在して不遇

火力

除去や本体への止めとして優秀な火力
その種類はやたらと豊富かつ強力である


1位:Lightning Bolt
1マナ3点。素晴らしいマナ効率を誇る
調整された現在ではShockが限度

2位:Fireblast
山2枚で4点、リスキーな色である赤の象徴的火力
昔のバーンデッキはこのカードにより速度を大幅に早めていた
ライフが残り15点を切ったらすでに射程圏内かもしれない

3位:Incinerate
Lightningboltと軽火力の双璧をなした一枚
まさかの10版での帰還でスタンダードでも活躍している
River BoaやTwisted Abominationといった再生持ちを除去することが可能

4位:Firebolt
1マナ2点、5マナでお代わり
バーンデッキでは1マナで3点入る火力が優先されることが多いため、
クリーチャーデッキがブロッカーを排除するための用途で良く使われる

5位:Riftbolt
ソーサリーで1ターン遅く発動するLightning Bolt。待機考慮しなければ1マナ3点
1ターン目に打つ分には大差は無い

6位:Skard
プレイヤーには入らないものの対生物のマナコスト対効果は格別
たいていのクリーチャーを1マナで落とせる
その軽さからMystical Teachingとの相性が良い

7位:Thunderbolt
2マナ3点シリーズ
対生物が飛行限定になっているがプレイヤーに打つ分には関係無し
飛行生物対策としては、Errant Ephemeronを1枚で落とせるのが偉い

8位:Lash Out
生物を除去しつつ、まれに本体にもダメージ
生物環境であるPauperでは無駄になりにくい
それでも本体に入るダメージが計算しにくいのが採用を躊躇させるところ

9位:Lava Spike
ソーサリーになって本体しか打てなくなったLightning Bolt
このカードを見るとどれだけLightning Bolt強いねんと改めてその強さを認識される
ともあれメインに本体に打つ分にはどっちだろうが大差なし
どんどん打ち込むと良いと思う

10位:Kaervek’s Torch
現在唯一のBlaze上位互換X点火力
今後MED等でDisintegrateやFireballが加わる可能性はあるが、
新しいエキスパンションでコモンに同様のカードが加わることは無いだろう
ただし、X点火力としては強力なRolling Thunderが存在するのでこちらは本体を詰める目的で使われることになるだろう

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