赤単について

2008年10月16日 ゲーム
最近はずっと亜神入りの赤単を使っている訳だが、
アラーラ後の赤単について徒然と書いてみる。
なお、シャーマンとかバーンタイプは今回は考慮しない。

現在の赤単は亜神が入ったタイプが主流であり、メインデッキの大半を10版とローウィン&シャドムーブロックに依存している。
だが、TSPブロック落ちによって強力なサポートカードを多く失った。
キスキンやヒバリや台所に対して強力に立ちふさがる、血騎士
1マナで小型から大型生物まで対処できる万能火力、雪崩れ
ブロックされなければ5点、もしくはブロッカーにしつつ2点火力になる、ケルドの匪賊
本体を詰められ2点3点の調整が効く全体除去、硫黄波
キスキンやプロ赤シャドーに対しにらみを効かす、硫黄の精霊
単体でも強い上に脅しつけが除去になる、大いなるガルガドン
他にもあるが特に上記のカードが大きい。
その点代わりにアラーラで得たものは非常に少ない。
可能性があるのは、せいぜい台所を綺麗に掃除できる万能洗剤Magma Sprayと、
飛行に弱い分除去されにくいボーライHell’s Thunderくらいと心もとない。

それでは、個別にデッキを見ていってみよう。
まずはメインデッキ。

20 Mountain
4 Ghitu Encampment
4 Figure of Destiny
4 Mogg Fanatic
4 Stigma Lasher(Vexing Shusher)
4 Ashenmoor Gouger(Hell’s Thunder)
4 Boggart Ram-Gang
4 Demigod of Revenge
4 Shock(Tarfire / Magma Spray / Lash Out)
4 Incinerate
4 Flame Javelin

基本的な構成は前スタンを周到している
8メイガスが突撃隊と狂信者に、
雪崩れがショック等の呪文に先祖帰りしている
場合によって1マナ2/1アタック強制の生物が入ったりする
土地の枚数は24が多く、ギトゥの枚数が2~4になるくらい
赤マナ固定が多いので変わり谷はほぼ使われていない

続いてサイドボード候補を個別に解説していってみる

全体除去
Pyroclasm
Firespout
Flowstone Slide

対キスキンやエルフ等に使用する
エルフやキスキンのアンセムを考えるとFirespoutが良いのだが、
緑タッチしていないとキスキンやフェアリーの飛行トークンが流せないデメリットがある
Flowstone Slideはかなり重いが、キスキンのブレンタンもケアできる希少なカード
総じてどれも一長一短ではある

対大型生物
Unwilling Recruit
Spitebellows
Inside Out
Icy Manipulator

Spitebellowsは基本3マナ6点火力
ドランやカメコロを単体で葬れる火力として有効
Inside Outはドランと極楽鳥専用キャントリップ付き除去
Unwilling Recruitは敵のブロッカーを排除しつつX点の火力を打ち込むエンドカード
ガルガドン様の退場により押されている場では微妙なことに
Icy Manipulatorは相手の亜神を除去せずに対応できるカードだがちと重いのが難点

墓地対策
Relic of Progenitus
Faerie Macabre

以前ほどの強さはないものの、ヒバリはまだ現役な上、
台所やマネキンもまだまだ現役なため使いどころは失っていない
メタ次第

追加の個別除去
Magma Spray
Lash Out
Murderous Redcap

相手の生物に対応するための追加除去
サイド次第では相手の除去に火力で対応して
大型生物で殴るパーミッションぽい動きになることも

対コントロール
Vexing Shusher
Manabarbs
Knollspine Invocation
Guttural Response
Goblin Assult

カウンター呪文に対する回答カードたち
それぞれに特性はあるが省略
同系対決は火力でクロックを削りあう対決になることが多いので、
Goblin Assultは同系対決でも有効と思われる。

その他

Smash to Smithereens
対アーティファクトの鉄板カード

Ember Gale
エンドカード
もしかしたら白のトークンを除去できるかも

Dragon’s Claw
対同系専用カード。
ただし、現在の赤単はビートダウンなので、
場に出ても生物で押し切られる場面もあるため過信はできない

Chaotic Backlash
対キスキン専用カード。
打てればゲームが決まるレベルの火力
但し、ブレンタンで回避されるのが難点

Vithian Stinger
蘇生ティム。フェアリーに対して効果的
ただ、基本的にフェアリーとの相性は悪くない

Everlasting Torment
プロ赤やゲインライフに対する回答
これ一枚で、ルーンの光網、プロテクョン赤、各種ライフゲイン、物語の円、ドラゴンの爪等のサイドカードを無効化する偉いやつ
だが、その分展開が遅れるので過信はできない
2枚目以降がごみになるので入れる枚数は要検討

Fulminator Mage
特殊土地が多い現状ではほぼ石の雨内臓生物と言っていい
だが、所詮1対1交換でありこれだけで土地を縛って勝つことは難しいと思われる

さいごに個別のメタデッキに対する相性を書いてみる
実際に試して書いているわけではないので間違ってても責任は持てない

対フェアリー
相変わらず有利に戦える相手。
チャームが入ってくるなら4/4が除去され安くなるくらいが注意するところか。

対ドラン
タフネスが高い連中が多いので基本的に相性は悪い。
プロ白の血騎士がいなくなったのもマイナスポイント。
根の壁がいなくなったのだけが福音

対トースト
デッキ内容によっててんでばらばらなので一概に言えないが、
基本もっさりしてるので互角以上に戦えるだろう。
ここも根の壁がいなくなったのが大きい。

対キスキン
個別除去に対して、トークン生成2種、イーオスでアドバンテージも取られるのがキツイ。
さらに、ブレンタン、アンセム、アジャニがさらにキツイ。
速攻で押し切れる場合もあるが、全般的にきつめの相手。

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